子供のようなフォルムと微笑みで魅了する、ヴェント＆キューンのイレブンドットの天使。1923年に誕生した最初の３人の天使は、創業者グレーテ・ヴェントが従業員へのクリスマスプレゼントとしてデザインものでした。

そして、彼女は新たな創造的な境地を切り開きました。この地方の伝統的な木工芸術は、どちらかというと硬質な印象を与えることが多かったのですが、それとは対照的に、彼女は生き生きとした躍動感溢れるデザインに取り入れました。彼女は天使たちを静止させるだけでなく、音楽を奏でたり、走らせたり、そして飛ばせたりすることにも成功しました。　

グレーテ・ヴェントは人形の手足を斜めにカットし、、それをまた組み合わせることによって、動きと勢いを出すことに成功しました。イレブンドットの天使は、新しい技術のおかげでこの動きのあるダイナミックさを手に入れたのです。　

躍動感、のびのびした軽さ、陽気さは、まさに今日でもグレーテ・ヴェントの天使を特徴づけるものであり、世界中で人気のコレクターズアイテムとなっています。

グリュンハイニヘンの天使（Grünhainichener Engel®）が大編成した天使のオーケストラでは、70人以上の音楽家がヴァイオリンとベル、ドラムとトライアングル、トロンボーン、そして他数多くの楽器を使って音楽を奏でます。ヴェント＆キューンのエンジェル・マウンテンは、天使たちの壮大な演奏のスタイリッシュな台座として最適です。

夜色のエンジェル・マウンテンに聖母マリアと共に陽気な天使の音楽隊を描いたこの作品は、早くも1937年に世界的な注目を集めました。 創業者グレーテ・ヴェントは、パリ万国博覧会で「聖母マリアとエンジェル・マウンテン」で最高賞と金メダルを受賞しました。